QUAD-ARROW DISTORTION
内部で電圧を昇圧することによって生まれるワイルドなパワー感が特徴のディストーションです。ギターのボリュームにしっかり追従します。ボリュームを絞ればディストーションサウンドからクリーンサウンド、もしくはクランチサウンドに変化します。ギターのボリュームに追従するということは、ピッキングのニュアンスも再現することができます。トーン回路はHiとLowのトーンコントロールを備え、幅広いサウンドを作り出すことができます。
注記:消費電流が大きいためACアダプターの使用をお薦めいたします。(消費電流:約80mA/DC9V)
電源:006P 9Vバッテリー、ACアダプター(DC9V)
予価:43,575円(税込)
開発経緯とストーリー
何かの作業中にヴァンヘイレンのアルバムを聴いているとき、エディーがギターのボリュームを絞ったり上げたりしながら多彩な音を出しているのを聴き、何度聴いてもカッコイイと思って作業を続けていました。どんなアンプを使っても(例え自宅の小型アンプでも!)ギターのボリュームを絞ればクリーンやクランチに、ボリュームを上げればディストーションサウンドに、それでいてサウンドが重過ぎず明るいディストーションを作りたいと、ふと思い立ちました。チューブアンプサウンドをエフェクターで再現したいという思いです。
それから、苦悩しながらも開発の日々がつづきました。簡単にチューブアンプのような歪みを持ち、ギターのボリュームに追従するディストーションが簡単にできるわけがありません。そしてある日、DC9Vでの設計を諦めました。どうしてもコンプレッションが強くなり、音の塊から飛び出すようなトゲトゲしさがなくなってしまうのです。エフェクターではなくプリアンプを設計するような気持ちに切り替え、新たに挑戦しました。
VANDAL BASS DISTORTIONで使用している±15Vを使用しダイナミックレンジを極端に大きく取ることや、ある秘密のノウハウを使うことによって、思い描いていたサウンドがようやくアンプから出てきました。本当に長い時間を設計に費やしたディストーションです。他のディストーションとの違いを感じていただければ幸いです。
イスラエルのオルタナティブ・ロックバンド“Guidance”で活躍する、本島一弥氏によるサウンドサンプルと、コメントが届きました。
QUAD-ARROW DISTORTION(以下QAD)で特に素晴らしいと感じたのは「BASS」「TREBLE」のワイドレンジ感です。しかもこの可変帯域がバンドアンサンブルにおけるギターのポジションを十分に配慮された帯域であることがとても素晴らしいと思いました。 僕のようなドロップチューニング(ローD♭やローB)の場合、低域のブーストを求めがちですがQADのBASSはレベルを高く設定してもベーシストの低音とぶつかる事無く、しかも低音弦の芯までしっかりとアウトプットしてくれます。(ハムバッキングピックアップのリアポジション使用)また、TREBLEはとても歯切れの良いカラッとしたキャラクターを持っており、このTREBLEのによってBASSをブーストしても、バンドアンサンブル時にいわゆる「抜けのよい」ローを再現してくれます。これによりダークなサウンドからメロコアやパンク系の歯切れのいいカッティングまで、十分に表現する事が出来るディストーションだと感じました。
本島一弥
QUAD-ARROW Sound Sample
サンプル音源録音データ
- Amp
- Bogner Uberschall ch1(クリーン設定)Pete Cornish
- Speaker
- Bogner 1×12 Eminence Tonker 内蔵
- Speaker Cable
- Providence SP602
- Microphone
- Sennheiser e609
- DAW
- Didital performer5.12(interface896)
- Guitar
- Art Tech custom strat original humbacker搭載
- Guitar Cable
- Providence S102
- Patch Cable
- Providence P203(FINAL BOOSTER使用時)
バッキング時のQADの設定:L11時、B2時、T10時、G2時
ソロ時のQAD、FINAL BOOSTERの設定:L11時、B2時、T10時、G3時→FINAL BOOSTER 9時強→アンプ










