SOV-2 OVERDRIVE
FREE THE TONEのSOV-2/OVERDRIVEは、Providence Stampede OD/SOV-2の開発原型モデルです。工場生産品ではなく開発者であるFREE THE TONE カスタムショップにて一台ずつ丹念に製作されています。オリジナルならではの、より押し出しの強い倍音豊かなオーバードライブサウンドをご堪能ください。
SOV-2/OVERDRIVEは、ギターの持つサウンドや特性がナチュラルに増幅されドライブされていきます。微妙なピッキングニュアンスを失うことなく歌うようなオーバードライブトーンが特徴です。
注記:消費電流が大きいためACアダプターの使用をお薦めいたします。(消費電流:約80mA/DC9V)
電源:006P 9Vバッテリー、ACアダプター(DC9V)
価格:38,220円(税込)
開発経緯とストーリー
SOV-2の開発経緯をお話しするためには、まず前機種であるSOV-1の事を説明しなければなりません。SOV-1は真空管を使用していませんが、真空管の持つ柔らかな倍音やダイナミクスを得るためにさまざまな工夫を凝らし何年もかけて設計しました。その後、国内外多くのユーザーの方からバッテリーやDC9Vアダプターが使用できるようにしてほしい。重いので小さく軽くしてほしいというご意見をいただきました。
音質に妥協せずこれらの要望に応えるには電源回路の見直しが必要でした。SOV-1の電源回路はAC電源を用い、レコーディング機器に使用するような贅沢な電源回路を採用しました。その結果、妥協のないクリーンな電源を供給することで、求めるサウンドクオリティーを得ることができたのです。しかしSOV-1を小型化するには、この電源回路を使用することは物理的に不可能でので、新たな回路を採用する必要が出てきました。非常に高価ですが、高性能のDC-DCコンバーターを採用し、シグナル回路はSOV-1と同じ±15Vdcで動作させることを決めました。また、コンバーターの発振回路による電源ラインのノイズを減らすため強力なフィルター回路を設計しました。さらに大変重要な信号経路の最適化を実施しました。信号経路の設計でサウンドが変わることは設計者の中ではよく知られている事実です。結果的にSOV-2を完成させるために、また何年もかかってしまいましたが、満足できる結果が得られました。
SOV-2はユニークな特性を持っています。マーシャルアンプやフェンダーアンプ、多くのブティックアンプにもマッチするエフェクターです。その可能性を多くの方に探っていただき、お役に立つことができれば、設計者としてこんなにうれしいことはありません。










