FREE THE TONE20年の歴史の中で不断の進化を遂げながら数多のギターリストを魅了したOVERDRIVEペダルがあります。それが「SOV/OVERDRIVE」です。SOVにはいくつかのバリエーションがありましたが、最終形態のCUSTOM SERIES /SOV-2は惜しまれつつ2018年に生産を終了いたしました。それから5年、長い開発期間を経て遂にSOVはSOV-3へと更なる進化を遂げようとしています。SOV-3は未だ開発中ですが、SOV-3への橋渡しとして、その源流であるSOV-2を少量生産ではありますが、FREE THE TONE CUSTOM SHOPにて復活いたします。
SOV-2-CS OVERDRIVEは、内部電源回路に高性能のDC-DCコンバーターを採用し、9Vdcで入力した電圧を+/-15Vdcに昇圧し、シグナル回路に供給して動作させています。これにより、圧倒的なダイナミックレンジを獲得し、ギターの持つサウンドや特性、繊細なピッキングニュアンス、手のタッチをも音色の違いとして再現しながら、ナチュラルにドライブさせます。真空管が持つ柔らかな倍音と芳醇なドライブサウンドを再現したOVERDRIVEペダルそれが「SOV-2-CS/OVERDRIVE」です。
毎月の生産数に限りがある為、日本国内は弊社オンラインストアのみでの販売になります。
*小売店様での販売はFREE THE TONEがイベントを行う際、または小売店様でのFREE THE TONEフェア、イベント等の何らかの特別な機会でのみ販売いたします。
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SOV-2-CSは、ミュージシャン向けに製作する仕様で外観を仕上げています。ダイキャストケースは無塗装。文字などの表記はラベルを印字し、一枚一枚手作業で貼り付けを行っています。裏蓋内部には一台ずつ開発者である林幸宏の直筆サインが入ります。
BACKGROUND & DEVELOPMENT
SOV-2-CSは真空管を使用していませんが、チューブアンプのような柔らかな倍音やダイナミクスを得るためにさまざまな工夫を凝らし何年もかけて設計しました。最初に取り掛かったのは、電源回路です。チューブアンプのようなダイナミクスを得るためには、電源電圧を上げることが有効です。電源トランスを使用する方法もありますが、小型のダイキャストケースに回路を収めるため、非常に高価ですが、高性能のDC-DCコンバーターを採用し、±15Vdcの電源回路を設計しました。またDC-DCコンバーター内部の発振回路による電源ラインのノイズを減らすため強力なフィルター回路を付加し、クリーンな電源を回路に供給できるように工夫を重ねました。電源は音質に直結する重要な回路です。
次に信号パターンの最適化を行いました。信号パターンの設計でサウンドが変わることは設計者の中ではよく知られている事実です。かなりの数の試作機を製作し、狙ったサウンドに近づける作業を行いました。結果的にSOV-2を完成させるために、何年もかかってしまいましたが、満足できる結果が得られました。
SOV-2-CSはユニークな特性を持っています。マーシャルアンプやフェンダーアンプ、多くのブティックアンプにもマッチするエフェクターです。サウンドバリエーションを増やすため、他のOVERDRIVEペダルと組み合わせて使用することもお薦めです。多くの方にその可能性を探っていただき、お役に立つことができれば、設計者としてこんなにうれしいことはありません。
次に信号パターンの最適化を行いました。信号パターンの設計でサウンドが変わることは設計者の中ではよく知られている事実です。かなりの数の試作機を製作し、狙ったサウンドに近づける作業を行いました。結果的にSOV-2を完成させるために、何年もかかってしまいましたが、満足できる結果が得られました。
SOV-2-CSはユニークな特性を持っています。マーシャルアンプやフェンダーアンプ、多くのブティックアンプにもマッチするエフェクターです。サウンドバリエーションを増やすため、他のOVERDRIVEペダルと組み合わせて使用することもお薦めです。多くの方にその可能性を探っていただき、お役に立つことができれば、設計者としてこんなにうれしいことはありません。